
志塾フリースクールラシーナは、2月1日(日)〜3月29日(日)の期間、持続可能な支援体制の構築に向けたクラウドファンディングを開催中。志塾ラシーナは「自ら学びを選択し、自ら未来を思い描く」という理念のもと、不登校児童生徒やその家族が社会から孤立しないための包括支援を強化していく。
深刻化する不登校と「孤立」に立ち向かう活動

フリースクールの様子
不登校児童生徒数が過去最多を更新し続ける中、家庭の経済状況に関わらず、子どもたちが安心して過ごせる場所の確保が急務となっている。志塾ラシーナでは、日中の「まなびの場」のみならず、夕方・夜間の「孤独」や「つながりの格差」など、深刻な社会課題に対し、子どもたちが社会と繋がり続けるための生命線として活動を続けている。
地域に根ざした3つの拠点と多様な支援機能

志塾ラシーナは、大阪府内の堺市と富田林市で3つの拠点を通して多角的な支援を展開し、それぞれが独自の役割を担っている。

宿題カフェの様子
城山台教室(泉北BASE)では、フリースクールや宿題カフェに加え、夜間の「よなよなハイスクール」を実施し、朝から夜まで子どもたちの居場所を提供している。朝から夜まで切れ目ないセーフティーネットを構築しており、いつ来ても安心できる居場所を提供する。
富田林教室では、フリースクールに放課後等デイサービスや個別指導塾を併設し、教育と福祉を融合させた専門支援を行うことで、一人ひとりの特性に合わせた環境を整備している。
また、泉北教室では、フリースクールと夜の居場所「よなよなハイスクールサテライト」を軸に、個別支援塾を組み合わせることで昼夜を通じて学習を支援する。
持続可能な支援への挑戦とクラウドファンディング
志塾ラシーナでは、経済的理由で学びを諦める子どもを一人も出さないという信念のもと、これまで無償または安価での事業提供を続けてきた。今後も「心の安全基地」を絶やさず支援の質を維持・向上させるため、一部事業において「受益者負担」による運営体制への移行を決断した。
しかし、この移行は「経済的理由による通所断念」を招くリスクも孕んでいる。すべての子どもに門戸を開き続け、地域の大切な場を存続させるため、この度クラウドファンディングへの挑戦を決定した。
募る目標金額の500万円は、経済的理由で利用を諦める家庭をなくすための「減免制度・経済支援」の拡充や、カフェ運営やアルバイト体験を通じた「実践的な就労体験プログラム」の充実、発達特性に応じた「個別学習支援」の質の向上、そして不登校への理解を広める「社会への啓発活動」に充てられる。
代表メッセージと作品展示イベントの開催

代表の田重田勝一郎氏は、今回のプロジェクトに際し以下のメッセージを寄せている。
「自ら学びを選択し、自ら未来を思い描く。経済的理由や発達の特性、家庭の状況でその機会が閉ざされてはいけません。地域の中に『つながるきっかけ』をデザインし続けたい。皆様の温かいご支援をお願い申し上げます」
また、クラウドファンディング期間中の3月4日(水)〜18日(水)には、泉北BASE内の「でんでんカフェ」にて「宿題カフェ 子どもの作品展示イベント」が開催される。曜日ごとに開館時間が異なり、月・水・木が9:30〜17:00、火が9:30〜20:00、金曜が15:30〜20:00、土・日が11:00〜17:00となっている。
子どもたちの「今」を支え、未来を共に描くための持続可能な場づくりが、地域の理解と支援によって進められようとしている今回のプロジェクトに注目してみて。
■宿題カフェ 子どもの作品展示イベント
開催場所:泉北BASE内 でんでんカフェ
住所:大阪府堺市南区城山台2丁2-8
For Good公式サイト:https://for-good.net
プロジェクト名:「ここが唯一の居場所」不登校・困窮世帯の子を守る泉北BASE。継続へ力を貸して!
(丸本チャ子)